ヤンさん

劇場版『えいがのおそ松さん』のヤンさんのレビュー・感想・評価

3.6
第1話からフルスロットルで大暴走した1期と、1期の貯金を使い果たしたかっていうくらいイマイチな記憶しかない2期を経て制作された『えいがのおそ松さん』は、いわゆるキャラ萌えや松女といった方々へのスタッフからの感謝状と6つ子の間に上下も諍いも争いもなく、みんな6つ子でみんな仲良しっていうアンサーだったのかなと思いました

6つ子という大きくも自分たちを縛りつづけたアイデンティティを脱却し、おそ松はおそ松の、カラ松はカラ松の、チョロ松はチョロ松の、一松は一松の、十四松は十四松の、トド松はトド松なりの個性を出していこうとしますが、一足先に大人になった6つ子には自縄自縛に陥っているようにしか見えません
もちろんバカで童貞の6つ子たちですからやることなすこと飛んでもないし、笑えるのですがどこか笑いきれないんですよね、だってこれは高校あるいは中学、あるいは今現在の自分たちが通った道だから

このへんの、どこか笑い飛ばしきれない黒歴史が加速し終息し、大人になった6つ子たちがかつての自分たちにどう向き合ってどう答えを出すのかはぜひ見てほしいと思います
泣きはしなかったけど、かっこよかったですから笑

ただ、A応Pじゃなかったので減点です