きなこ

バーフバリ 伝説誕生<完全版>のきなこのネタバレレビュー・内容・結末

4.0

このレビューはネタバレを含みます

完全版が映画館でやってる!とのことで、
元旦のチネチッタにて、2本連続。

王の凱旋の方は完全版を見ているのですが、
こっちは通常版?しか見ていなかった。
なのでマークしていなかったこっちに、2本まとめて感想を書きます。

初めて見てから4年くらい経ってる。
程よく忘れていたのでよかったです。
しかしながら、色々ちがう感想もあったりする。

迫力があって、振り切っていて、面白くて、楽しい。ありえないのに、ブレない勢いと魅力。
前に見た時やたらと印象に残った、ヤシの木バネにして吹っ飛んでお城に入るところ大好きです。

ちょっとだけ真面目なことを突っ込めば、子バーフの、アヴァンティカへの距離の詰め方が恐怖だった。
父バーフは性格とか信念がしっかり描かれるのでデーヴァセーナが惹かれる理由はまあわかるんですけど、子バーフは崖登る描写からの力技、って感じなので…アヴァンティカがいいならいいんだけど。笑
そしてその後、彼女は任務についていかないんですよね。本当はそうしたかったってことなのかな…?それならいいんだけど…。
みんながみんな昨今のディズニーヒロインみたいに一律強くなくてもいい、いろんな女の子がいてもいいとは思ってるのですが、ちょっと気になった。そういう意味ではRRRのヒロインたちの方が違和感がなかった。
子バーフの内面がもう少しわかると、ラストももっと感動できたかな!
バーフバリが神がかった最強の存在なので、言うのも野暮なのかな。あと、結局は父バーフのお話なのかもしれない。

父バーフ。頼もしい王!って感じ。でも兄に向かって、お前は将軍、俺は王になる!ってなんの悪意も含みもなく言っちゃえる、ある意味での傲慢さ。
デーヴァセーナの凛として、真っ直ぐ正論をバーン!とぶつける感じ。
この二人はまさにリーダー、王族…って感じですね。
兄、牛をどうやってやっつけるのかと思っていたらものすごく正面から超正攻法だったのが面白かった。
シヴァガミの、母ゆえの揺れ動きみたいなのは切なかったなぁ。
カッタッパ大好き。
きなこ

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