玉城ティナは夢想するの作品情報・感想・評価

玉城ティナは夢想する2017年製作の映画)

製作国:

上映時間:11分

3.8

「玉城ティナは夢想する」に投稿された感想・評価

おみの

おみのの感想・評価

4.5
だからって玉城ティナが「後戻りできなく輝く」のはA子の声のせいでもなくA子の声のためでもなく。声はただ迫ってくる。A子の声は、それが玉城ティナにとってのポジティブとかネガティブとか何らかの力に変換されるようなことを目的とせずにただA子のその心からのものとして玉城ティナに知覚されたとき、玉城ティナにとって何らかの力になってしまう。道具でない、レトリックでない、声。それぞれで存在しきる存在としてそれぞれがただ知覚されること、たぶんそれが、もう存在してしまっているある存在に対する態度のうちで〈冒涜〉から最も遠い。
若さの一瞬の輝き。刹那的なみずみずしさ。
圧倒的なオーラを放っているにも関わらず、ふっとどこかに消えてしまいそうな、そんな儚さを感じさせる少女。玉城ティナ。

彼女の見せる表情や視線の先の世界に魅せられた。
メリー

メリーの感想・評価

4.0
19歳のA子は玉城ティナに狂おしいほど憧れていて、玉城ティナも同じように平凡な女の子にどうしようもなく憧れている、儚くて苦しくなる映像作品だった。
A子の「玉城ティナになりたい」という願いは儚くてかわいらしい。
素敵な女の子が若い頃に抱く願いや悩みはその時は深刻なものなのだけど、そういう悩みを抱ける子は素敵な女の子だから。きっとそう遠くない将来、途方もなさすぎて大人になった瞬間にスッと消えたり、誰かのおかげで自分を認められた時に散っていく、今しかない儚さが愛おしい。
いつかA子は誰かに愛されて、死ぬほど幸せだと感じる日々を送って、玉城ティナになりたいなんて願いはいつか忘れている。

玉城ティナは「普通の女の子になりたい」とまでは思っていないかもしれない。
でも、A子はこれから何にでもなれるのに、玉城ティナはもう玉城ティナでしかいられない。という事実に絶望したり恨めしかったりするのだろうと、切なくなった。
大学で授業を受けて、儚い恋をしたり元彼を鬱陶しく思ったりすることに途方もなく憧れることがあるのだろうと。
たくさんの女の子たちから「玉城ティナになりたい」「別世界の人」と渇望され、たくさんの女の子たちの期待や希望を抱え込んで、応えて、反射するように光る、100年後も覚えていてもらえるような特別な女の子。
何も知らないくせに。とは言わない素敵な女の子。
これを見て「玉城ティナになりたい」なんて軽率に言っては失礼なのだと思うけれど、そう思うのも頷ける美貌が10分間ずっと画面に映し出されていた。言いようもなく苦しくなって、彼女をそっと見守りたくなる作品。
1234

1234の感想・評価

2.5
初期衝動のエモさを信じすぎて、つくりの雑さに目をつぶってると思います
映像はもとよりタイトルやクレジットも映画の一部なんだなあ
夢里村

夢里村の感想・評価

4.3
玉城ティナになりたいと夢想するA子は玉城ティナである。そして『玉城ティナは夢想する』のである。A子はすでに玉城ティナであり、その夢想は方程式として成り立たない。Aがx≠Aであるxになりたいというのは矛盾している。つまり、夢想するべき玉城ティナなど存在しない。誰もが何者かになろうとするが、そんな何者かなどどこにもいないのだ。そしてこの作品は、仮にもしそう志向するべきものがあるとすれば、それは他でもない自分自身でしかないと、決定づけている。

写真の挿入により高速で改変され続けるフレーム。写真は明らかに劇中の場面ではない瞬間を捉えたもの=別の空間(様相)であり、また写真そのものの性質として時間を凍結させている。モンタージュの速さ、構図の豊富さとそれらが溶け合って、空間と時間が拡散/撹拌され続けるのが画面を見つめているだけでわかる。憧れの先生との距離、(写真によって)横滑りし続ける時間と世界、キッチュなモノローグによるナルシシズム……、新海誠を想起させる。

何が言いたいかというと、めちゃくちゃ良くて震えて震えながらレビューを走り書きました。運動が嫌いなぼくは、走り出したくなるとはこういうことかとやっとわかった気がしました。
ぼくの『あの娘が海辺で踊ってる』で一番好きな、主人公が一人暗いリビングでMステのAKBを見ているシーンのセルフオマージュみたいなのもあった。

YouTubeで見れるからみんなに見てほしい。
enaya

enayaの感想・評価

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たられば女子
acari

acariの感想・評価

5.0
光って、光って、光って、死にたい

百年後も、覚えていてもらえるような女の子になりたい…

はああああああ、すき
2018 51
大森靖子の劇的JOY!ビフォーアフターが脳内再生。
玉城ティナちゃんにしてくださーい!
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