さっ

暁の翼のさっのレビュー・感想・評価

暁の翼(1960年製作の映画)
4.0
多数の航空機のみならず護衛艦をも動員した、貴重で迫力あるメカニックの映像だけでもう満足。T-33が密雲に突入したり海面スレスレを飛行したりするショットなんかよくぞ撮った。ドキュメンタリータッチの、終始リアリティに徹した描写の積み重ねもあいまって、出色の飛行機映画になってる

257号機遭難のシークェンスは『パトレイバー2』の「幻の爆撃」を想起させる。一番すごいのはベイルアウトのシーン。特撮には見えなかったのだが、どうやって撮ったのか……?

基地司令役にわざわざ藤田進を呼んだのは流石。自分で飛ぶし笑

北川の妻の、無理に気を張ってる感じが尊い……うろたえて挙動不審になっちゃう演技が本当に良い

公開年の政治情勢も考えると、相当特異な作品であることには違いない
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