バットマンシリーズのジョーカーとは別物と感じる。
バットマン知らなくても、これ単体で鑑賞できる。
ジョーカーというより、いわゆる"無敵の人"を生み出す社会構造のお話。
悪意を持って生きてるわけじゃないのに、生きづらさゆえに堕ちて行ってしまう。
映画の中だけの話じゃなくて、リアルに問題。
ただ、この映画観て肯定された気になって、勘違いする人も出そう。実際出た。
『タクシードライバー』っぽさも感じる。
だからロバート・デ・ニーロ共演?
音楽もいい。作曲者がチェリストらしく、チェロの音メイン。
わかりやすいメロディーは無いけど、チェロの音で哀愁とか不穏な感じとか出しててお見事。