このレビューはネタバレを含みます
''Don't forget to smile.''
ジョーカーのエピソードゼロ的な映画。
バットマンシリーズは、クリストファー・ノーランの三部作とティム・バートンの1作目だけ観た。
それぞれのシリーズでストーリーが若干違うけど、この映画を観る前か観た後に「バットマンビギンズ」→「ダークナイト」を観るとさらに楽しめる。
実際にその2つに繋がっているシーンもいくつかある。
もちろん、この映画だけでも充分おもしろいと思う。
みんな言ってるから月並みになってやだけど、ホアキン・フェニックスの演技がすごい。
ヒース・レジャーのジョーカーにはストーリー性が薄かったのもあるけど、こっちの方が好きかもしれない。
あとブルース・ウェインが主役じゃないだけに、今までのシリーズよりもゴッサムの下層階級側の世界観とか雰囲気が肌で感じられる映画でもあった。見てるうちにいつの間にかゴッサム市民になっていた。
今後は色使いとかもみたりしたい。
印象に残っているシーンは、
ウェイン社の3人を殺したあとのトイレで踊り出すシーン。この静かなシーンで、足元がアップになってステップを踏みだすところ、なんで踊んねんと思ったけど、いま考えればジョーカーが始まった、って感じでこわかった。
映画館で映画みんのやっぱりいいなと思った。画面のデカさじゃなくて、音。映画館で観ると迫力あるのは音の影響の方が大きいかも。
これから怖くてババ抜きできません