このレビューはネタバレを含みます
凄かった、、、！
ですが、まだ飲み込めてないことが多すぎて混乱してます。
最後のシーンからすると、結局この物語は全部アーサーの妄想（ジョーク）だったってことなんですかね？
それともただの深読みで、単にあの暴動の後捕まって取り調べ→看守？を殺して脱走
ってことなんですかね？
アーサーが幻覚症状を患っていることを考えると、どこからが現実でどこからが幻覚なのかはっきりとしておらず、疑問が残りまくりでした。
考察サイトを見漁らねば、、、
読解力が欲しい。笑
何はともあれ、多くの人が仰る通り、ホアキン・フェニックスさんの演技が凄まじかった上に、画作り、色使いが素晴らしく、数々のシーンが強烈に印象に残りました。
特に、踊りながら階段を降りるシーンはめちゃくちゃかっこよかったです。
ただ、色々と言語化できないものが自分の中で渦巻いてます。
考えがまとまったらレビュー書き直そうかな、、、笑
【追記】
色々な方の考察を読んだ結果、個人的には、「どこまでが現実かどうかは観る側に委ねる」というのが綺麗な落とし所のような気がしました。
全て妄想だとすれば、それはある意味一番サイコパス的な人物と言えますし、「ダークナイト」のジョーカーとも重なります。
（ダークナイトのジョーカーは顔の傷についての逸話を、話す相手によって全く違う内容で話すなど、虚言癖がありました。）
個人的には、TV出演のオファー以降が妄想、という解釈がしっくり来ています。
あの一連の出来事は正直現実離れしているように感じましたし、うろ覚えですが、なんかBGMとか色使いとかもガラッと変わってた気がしました。まさに自身の主観（妄想）で悲劇を喜劇に変えているように思えました。
逆に全てが現実だとすると、ジョーカーは社会に狂わされた悲劇のヴィランということになります。これが一番怖くて嫌な解釈な気がします、、、
観た直後は正直「うーん、、、」って感じでしたが、考えれば考えるほどジワジワとこの映画の凄さが分かってきました。
ただ、重すぎて、また観たいとはあまり思えない映画です、、、笑
【さらに追記】
ブロガーの結騎了さんが仰っている「概念としてのジョーカー」という解釈も非常に面白かったため、リンクを貼らせていただきます。
https://www.jigowatt121.com/entry/2019/10/06/163952
この解釈なら今作のジョーカーとブルース・ウェイン（バットマン）の年齢差問題も説明がつきます。
改めて凄い映画だなと感じました、、、！
