桃

ジョーカーの桃のレビュー・感想・評価

ジョーカー(2019年製作の映画)
4.3
コメディアン(と表記してみます)には独特の孤独感がきっとある、

人を喜ばせたい思いからの、方法の選択は人の数ほどあることは然り、コメディアン気質を少しでも持ち合わせてるような人達にしか分からない、切なさみたいなのもこの映画につまってるんだろうなあ

アーサーは優しいといえる人柄でもあるし、優しさの方向?によっては、根本にはいきすぎた自己承認欲求みたいなものと紙一重ということもあるんだろうなぁ、語弊を招かないように書くには私の語彙が乏しく難しい‥

アーサー的な「笑い」?
たとえ辛い状況でも、くすっと笑える要素に対しては真っ直ぐでいられる。その感覚って一種の中毒でもあり、はたから見れば「寄り添っているはずなのに温度感が違う」本人のなかだけの妄想の世界なのかもだけど、社会と関わるための不器用なりの生きる術でもある
桃