ボコブリン

ジョーカーのボコブリンのネタバレレビュー・内容・結末

ジョーカー(2019年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

絶望に次ぐ絶望、不運の連続で観ててとても疲れてしまった🤪

DC作品を他に観ていないのでジョーカーと初遭遇だったのですが他の映画でもこんなに可哀想な感じなんでしょうか…
超超ひどい悪役が実はこ〜〜〜〜んな悲しい過去を抱えていたんです!!!!っていう展開がわりと苦手なので、1人の人間が闇落ちしていく過程を楽しむ(楽しむというのもなんか妙だけど)ことができたけど、悪役ジョーカーのファンだったらまた違う感想を抱いたかもしれません。
悪のカリスマというけどこの後の彼がどんな悪事を働くのかが気になりました(脱獄成功ってことでいいんだよね?他作品のジョーカーはすべて同一人物でいいんだよね…??)
他作品も観ようと思います。

ジョーカーかわいそう😢この映画こわい😢だけで終わってしまいそうなところですが、じゃあ一体社会は何ができただろうかと考える
不自由のない程度の生活と支援を提供することだと思うけど、アーサーを心優しい著名人に会わせてあげることやアーサー自身に名声を与えること、代わりとなるような父親を用意することはできなくて、
いくら死なないくらいの生活がそこにあっても心が満たされなければ、誰しもジョーカーのように転がり落ちていくし
無償の愛とか、真実の愛とか、そういうものを信じない人やもうどこにもないと分かってる人にも何か理性の拠り所があればいいのになとおもう…などしました…生ぬるいこと言ってるのはわかっててもね…

観てる間、無敵の人とか集団心理とかサイコパスとかいろんな言葉が頭の中を走りました。いまのところ実在の事件じゃないという点だけが救い。

この映画観た!おもしろかった〜😊で終わってしまう行動こそ今この世のどこかにいるジョーカーを育てているのではないかと思って陰鬱な気持ちになる…

刺し殺すシーンでめっちゃビクーッ!!!!ってなってしまいめちゃくちゃ恥ずかしかった
さっぱりした映画が観たいな…と思いながらスープストックで昼ごはん食べました。
ボコブリン

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