dm10forever

ジョーカーのdm10foreverのレビュー・感想・評価

ジョーカー(2019年製作の映画)
4.7
【道化】

昔、まだ僕が小学生くらいだったと思う。
新さっぽろにあるサンピアザという商業施設の中に「こどもの国」という、当時にしてはそれなりに大きめの屋内遊園地があった。
天井なんか建物の2~3階分くらいぶち抜いてあって、子供心に(うわ~~~~高~~い)って見上げながらお尻の辺りがムズムズしていたのを今でも覚えてる。

で、そんなスケールの遊園地(デカめのゲームコーナー?)の端っこにね、ポツンと数台ゲームが置いてあるんだけど、そこにね、さらにポツンと「ピエロのジャンケンゲーム」があったんです。
なんてことない、コインを入れてグーチョキパーのどれかを選んでピエロとジャンケン対決するだけのゲームです。
でも、そのピエロっていうのがデジタルとかAIとかであるはずもなく、超アナログな人形なんですね。ガラスケースの中でカクカク動くマリオネットみたいな。

・・・なんだろう、子供ってピエロが嫌いな子、多いですよね。「道化恐怖症」とまでいってしまうのかはわかりませんが・・・。

実は僕もそうでした。あのおチャラけたメイクに何故か「寂しさ」や「悲しさ」を感じてしまい、でも子供心にはそんな背景とか意味とかが理解できないから、ただ単に「表情」と「動き」のギャップというか、「猫=可愛い」「犬=可愛い」のように「ピエロ=可愛い」に繋がらない異質なものを感じていたんですね。
だから「じゃんけんピエロ」というゲームが隅に置かれているという状況自体が、ちょっと寂しくて、そこだけ異空間なような気がして、行くたびに「ゾワっ」としたのを覚えています。

映画でもジョーカーに限らず、ペニー・ワイズやマーダーライドショー(ジャケットイメージ)など、やっぱり仮面の下に隠れているものに潜在的な怖さを感じるのかもしれませんね。

ということで、本題。
でも、とてもここには書けそうにないのでネタばれフィルターかけます。