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ジョーカーのbibliophageのレビュー・感想・評価

ジョーカー(2019年製作の映画)
4.5
やばい。かっこいいと思ってしまいました。
トイレでの舞、階段を舞いながら降りてくる、そして「立て!」
アーサー・フレックの立ち居振る舞いがやたらかっこいい。
そして、若干ジーんと来てしまいました。
銃という異物。
首になった後の階段の外の光。
チェロのたった2音しかない、常に不安を煽る曲にも心臓バクバクでした。

都会へ続くまっすぐな線路のその手前と奥。
階層社会の暗喩なのかもしれません。
不謹慎にもピエロのお面の群衆のシーンは、某国のデモと重なってしまいました。
そしてカリスマになってしまうジョーカー。
暴力では何も解決しない、といのはただの正論なのかも。
ジョーカーにはまったく共感してはいけないのでしょうが…
ダークナイトを見直します。
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