MizueM

ジョーカーのMizueMのネタバレレビュー・内容・結末

ジョーカー(2019年製作の映画)
4.7

このレビューはネタバレを含みます

傑作でした。

時計じかけのオレンジではなくタクシードライバーって感じです!

序盤の彼は全く異常者ではなくむしろ善人。
もともと脳と精神に異常がある設定だけど全然普通。むしろ報われなくて縮こまってる。
しかし一度殺めてからはどんどん解放されていく。
周り(環境?)がそうさせていく感じが見事👏
幸せな世界を知らない、上がれる見込みもない、想像すらつかない、そんな人生。
笑いって興奮もするけどリラックス効果もある。
なので脳疾患とはいえ相手に想定外の行動を取られた時や緊張した時に笑ってしまうのは生き物としてかなりリアルでした。

数日経ったので興奮は冷めたけど、かなりツボでした。想定外の事は起きないけど。
ジョーカーだからこそのチャレンジ作だけど、普通の人の話でも通用するストーリーでした。
でもホアキンで2作目とかやめてほしいなー。出来ればこれはこれで完結してほしい。崩したくない。そんな作品。

あと70年代のホアキン繋がりでインヒアレント・ヴァイス見たくなりました。面白いというよりなんとなーく記憶に残ってる一本。
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