凄すぎる。smailという曲が頭から離れない。病を抱えながら母親の介護を続ける、心優しいアーサー。世の中の理不尽に容赦なく、これでもかと痛めつけられるアーサー。そして。。。アーサーがなぜジョーカーになってしまったのか?この映画を観て、彼に感情移入してしまう人も少ないと思う。
そして、この映画がなぜこんなにヒットしているのか?考えると、今までの「右対左」という思想の対立軸に対して、これからは富を持つ者と持たない者の「上対下」という対立軸に変化しているということを肌感覚で感じている人が多いのではないか?とも感じた。さらにこの映画に感化され過激な思想を持ってしまう人も現れてしまうのではないか?という不安も感じた。
うまくまとまらないが、感じるものが多かった。
とにかく今年観た映画の中ではダントツで一番。
それからキングオブコメディ観ておいて良かった。
それから監督がハングオーバーの監督だったのでビックリ。あの おバカコメディーを撮った人だなんて。