このレビューはネタバレを含みます
ホアキン・フェニックスの演技が私好みで胸えぐられた。
今回のこの作品、色々と期待を裏切られた感じ。がっかりした部分をこの場を借りて書きます。(初めに言っておく。JOKERは傑作だと思います)
まず、｢善人が社会の理不尽･不平等の下、そうならざるを得ない形でJOKERになる｣というストーリーだと思ってたけど、まあ違いました。多分そうだったら私はもっと彼に共感し、のめり込んだと思う。彼が想像以上に悪のポテンシャルを高く持っていた。そして妄想のうちかもしれないが、彼はいとも簡単に殺人を犯していた。それじゃあアーサー、あなたも冒頭であなたを集団リンチしたクソガキ共と同じになってしまうじゃん。
私はあなたにひとつも共感できないよ。
もちろん彼はいたぶられて、辛く悲しい場所に身を置いていたよ。けど、その代償として侵された罪の数々はあまりに重かったな。だからキャッチコピーに釣られて、なんだなんだ(自分より不幸な)心優しい青年が(そうならざるを得ない状況下で)JOKERになった理由知りたいぞ。なんていうのなんか違う。
しっかり狂ってます。最初からしっかりしっかり狂ってます。バックボーン知っても、だから殺していいわけが無いのでまあ狂ってるんです。
いや～クソかっこよかったな。
支離滅裂な内容ですが、そんな感じ。
