これはすごかった...
今までにないような感覚。
とにかく観ている側まで呑み込まれていくようで、自然と涙が出た。それも感動や同情の涙ではなくて...なんだろうな、自分の心にジョーカーが勝手に入りこんできて、荒らされたような感じ。いやー本当に私の語彙力が不足しすぎてつらいが、鑑賞後も心臓握られてきゅ〜という胸の痛みを感じ、少しの間ボーッとしてしまった。そうさせたホアキンの演技もすごい。映画の中に自分はいないのに、いるような...とにかく不思議な感じになった。
(私だけなのかな...)
正or悪か？白or黒か？
そのような単純な分けかたにはできない。彼のやった事が正しいとは言えない、でもやり方は違えど同じような気持ちになった人もいると思う。私も多少思うところがあった。捉え方は人それぞれ自由だ、でもボタンを掛け違えたら怖い。日本だけではなく世界にも目を向けて考えたら、そう感じずにはいられなかった。
上映後、しばらくジョーカーの笑い声が頭の中でひたすらリピートしてた。
ジェットコースター乗ったあと並の疲労感だったが、スコアの通りプラスの意味で。
パンフレットを買うのもおすすめ。
