「自分らしくあっていいんだ」と思えた到達点がジョーカーという存在だったのが哀しい。人から軽んじられて、自分はいてもいなくても同じだと感じ続ける苦痛はいかほどだったか。人を笑わせたい、幸せにしたいという思いがあるだけ尚更報われない姿が際立ち、意図せず出てしまう笑いが切なく感じる。
終盤にかけて、ジョーカーが狂っていくのではなく、どんどん冷静に、思考がクリアになっていく感じが壮絶だった。
あと、とにかく映像がかっこいい!ホアキン・フェニックスは何でも着こなしちゃうし、身のこなしがスマート。
とりあえず今すぐにダークナイトを見て、散りばめられたオマージュを見つけたい!