さぁ、おいでよ
ぼくのショーへようこそ
だれも知らない遊びをしよう
轟々と燃え盛る街を見てよ
血を流し泣き喚く人たちを見てよ
なんて美しい
下水の臭いとゴミにまみれた街
太陽の光は選ばれた者にしか届かない
ぼくが血を流し地面に倒れようが
だれも気には留めないだろう
路地裏を這い回るネズミと同じ
この狂った世界で何を信じればいい
純粋な願いは嘲笑われ
幾度も土足で踏みにじられ
微かな愛も夢も幻と知り
ぼくはもうこの世のすべてが可笑しくて
笑いが止まらないというのに
そろそろ気付いた方が良い
涙を流し助けてと喚いても
世界はいつだって見て見ぬふり
悲しい時こそ微笑みを
踵を鳴らしステップを踏めば
ほら、ショーの始まりだよ
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ホアキン・フェニックスが演じるジョーカー。
身震いするほどかっこよかった。
(かっこいいって言うのは間違ってるのかな)
ジョーカーがうまれた瞬間、
鳥肌が立つくらいの高揚感とざわめきを感じたよ。
階段のシーンは永遠に観ていたいと思うくらい
ゾッとするほど美しいと思った。
いろいろ思うこともあるけれど、
同情もしないし共感もしない。
だけど、きっと、世界は少しずつ狂っていて、
みんな見て見ぬフリをしてる。
