ヒース版ジョーカーが「悪とは何か」だとしたら、こちらは「なぜ悪が生まれたか」
。
ジョーカーはヒース版好きすぎて観るのに不安感はあったけど、、弦楽器や耳鳴りのような音とか音響がかなり印象的だったので映画館で観てよかった。
世間の小さな悪意や不満がどんどんアーサーに積もって、1人のどちらかというと優しい人間が、怪物になっていく様子が恐ろしかった。
ホアキンの演じるジョーカーはかなり一般人よりというか親近感湧くというか同情してしまうというか、普通の人間に近くて。母親の診断書見た時とか、トーマスウェインとトイレで話してた時とか、同情しすぎて切ないくらい。
ジョーカーとして出たテレビで言っていたように善悪は主観だと、誰が・何が悪なのかとまた問いかけられる内容だった。
ゴッサムで起こったというより、現代社会の問題にも通ずるような。いやぁ、闇は深い。
ジョーカーとして覚醒してからのカリスマ性というか、あのつかみ所のないスタイリッシュな感じ、、、
にしてもホアキンのあの笑い声、観終わっても聞こえてくる笑
精神をかなり病んでる人を見たことがあるけど、ホアキン、その精神病の人にそっくりだった。でも冷蔵庫には入らんで良いと思う。笑