なるほど…
これはレビューが非常に難しい。
一線を超えてしまった時、底辺で踏みつけられていた道化師がゲーム外に弾かれ『ジョーカー』になる…
昔から道化師やサーカス、サンドイッチマンに見世物小屋等…庶民の娯楽ではあるのだけれど何かこう得体のしれない 不安感 に苛まれるモノたちに惹かれてしまう傾向にあり、この作品のパッケージ写真にも一目惚れ。どんなストーリーであろうといつか観なければと思っていた作品。
しかし、人が人を虐げ苦しんでいる様子を笑うというのは一体どういったメカニズムなんだろう。普段、くだらないテレビを観ていて口角が上がっている自分にゾッとすることが稀にある。
きっと、自分の中にもそれはある。
以下、少しだけネタバレ
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電車内で3人が撃たれた瞬間、胸がスカッとする自分がいた。
悲劇と喜劇は紙一重の奇劇。
きっと、そういうことなのだろう。
画や曲は最高にかっちょいいので、またいつか観てみようと思う。