木曜日の夜1時、ベッドに寝そべって鑑賞。
夜ご飯のカレーは2杯食べた。うまかった……
「どんな時も笑顔で人々を楽しませなさい」。
母の言葉を胸にコメディアンを夢見る、孤独だが心優しいアーサー。都会の片隅でピエロメイクの大道芸人をしながら母を助け、同じアパートに住むソフィーに秘かな好意を抱いている。笑いのある人生は素晴らしいと信じ、ドン底から抜け出そうともがいていたアーサーはなぜ、狂気溢れる<悪のカリスマ>ジョーカーに変貌したのか?
全く新しい「ジョーカー」の誕生譚、開幕。
ずっと目が釘付けだった。アーサーを見つめながらいつの間にかその薄暗く陰鬱な空気の中に入り込んでいて、息を潜めてその場にいる。
一流のエンターテインメントでありエンターテインメントの枠を超えた衝撃作だよね……!!
まずアーサーの笑顔やひたむきさに胸が締め付けられ、そして徹底して最後まで報われない人生の"悲劇"っぷりに苦しくなる。心に来るものはむちゃくちゃ痛くて立ち直れないほど重いのに、この映画の凄いところってジョーカーへと変わったアーサーがシンプルにカッコイイんだよね!!なんかなんだろ、劇中でもチャップリンの言葉を引用してアーサーは「人生は短い目で見れば悲劇、長い目で見れば喜劇」って言ってたけど、この映画自体がほんとにそうで、見終わったあとに莫大な思いを残していくのにこの圧倒的なエンターテインメント感。なんかなんだろ……、ヒットした理由がまじで分かる
"i just hope my death makes more cents than my life"
"この人生以上に硬貨な死を望む"
「3人死んでマヌケはあと百万人」
And always remember, that's life!
「だが今分かった
僕の人生は喜劇だ」