KJ

SOUNDS LIKE SHIT the story of Hi-STANDARDのKJのレビュー・感想・評価

4.8
当時の映像と、インタビューを交えながら結成初期からのヒストリーをなぞっていくドキュメンタリー

まず、ハイスタの3人が、一番ハイスタが好きだったんだなぁという感想

3人が、それぞれ自分の言葉でその時々の心情を素直に語ってくれて、まさかそんなことになっていたとは!とか、あの時のあれはそうだったのか!とか、よくわかってなかった部分が全てクリアになった
3人が3人とも、めっちゃくちゃ大変だったんだというのが痛いくらいにわかって、ちょっと泣けてしまった
確かにあの時、難波のブログコメントを見たときに「あぁ、ハイスタが完全に終わった」と思ったし、横山がKEN BANDを始めてライブしまくってた時、フェスやイベントのラインナップに、KEN BANDを見かけるたびに、切ない気持ちになったものだ
でもそれは、難波も恒ちゃんも一緒だった

それと同時に、11年も空いてからの再結成が、どれほどのタイミングと奇跡で成立したものかということに、感動すらした
逆に言えば11年があったからこそ、この形になってくれたと言える
一度休止をしなければ、現在のハイスタもなかったし、それどころか辞めていたはずだ

ドキュメンタリーは基本的に観ないが、これはホントに観てよかった
2011年のエアジャムに弟が行ったらしい
「兄ちゃん!すげぇマジ。ハイスタ登場前にウェーブ始まったからね!自然に」

ホントは『ボヘミアン・ラプソディ』も観ようと思っていたけど、エネルギー使ってしまって、バンドの映画をもう一本観ることはできなかった
日を改めざるをえなかった今日のこと
KJ

KJ