ラップなんかで男たちのワンスアゲイン的な映画はよくありますが、北欧メタルでも同様のジャンルが成立するとは！
メタラーの人たちには既にカルトムービーと認識されてるようで、早速メンバーのメイク(タヌキ)を施してる人もおり、立ち見席まで増設する盛り上がりぶり。
北欧メタルを知ってる人にはくすぐるネタが盛り込まれてるようで、こう言う映画待ってた人には堪らん内容だったんだろうなと。私はそんなに明るくないので、単純にコメディとして観てましたが、序盤の辺りはちょっとよくわからず、寝落ちする事もしばしば…録り溜めた年末番組明け方まで見てたツケが…
ギャグのセンスは北欧チック(どんなだ)と言いますか、フィンランドの田舎っぽい牧歌的な風景にまったく不釣り合いなメタルファッションから織りなす異物ネタはそこそこ面白かったです。隣の知らない人の無理くりな笑い声に少々醒めたりもしましたが。
合間合間には民族ネタや政治ネタも降り混ざり、R15なレーティングらしい内容でした。やっぱり、ウンコやゲロネタは民族の壁を越える鉄板ですね。
ラストのライブシーンもカッコ良かったです。完全に続編を匂わせる結末だったので、次も期待してます。
