半変人のお調子者

カプリコン・1の半変人のお調子者のレビュー・感想・評価

カプリコン・1(1977年製作の映画)
4.0
70年代ポリティカル・サスペンスの傑作!

NASAの火星着陸ミッションに問題が発生。ミッションは中止を余儀なくされる。
しかしNASAはこれを隠蔽。あろうことか、地球上で火星のセットを作り、火星着陸を捏造しようとする。
無理矢理捏造に協力させられたパイロット達、ミッションの異変に気付いたジャーナリストはNASAの陰謀を何とか暴こうとするが…

捏造の証拠となる数値の異常を訴えた人が忽然と消えたり、パイロットを帰還の途中で死んだ事にして殺そうとしたり、NASAの極悪非道っぷりがエグいし、恐ろしい。

終盤のCG、合成無しのヘリvs複葉機のドッグファイトスタントもとんでもない。
農薬散布のおっちゃんにあんなアクロバット飛行ができるのかは甚だ疑問ではあるけど笑

映画評価基準

この映画が好きか 7
没入感 8
脚本 8
演出 9
映像 9
キャスト 9
音楽 7
余韻 8
おすすめ度 8
何度も観たくなるか 7

計80点