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長いお別れのkyのレビュー・感想・評価

長いお別れ(2019年製作の映画)
3.7
「湯を沸かす〜」から中野量太監督のファンになった身として、どうしても比べてしまうけれど、「家族愛」いっぱいの映画でこの家族が微笑ましく思えた。

認知症は決してネガティブではなく、変化し続ける人間の特性である。

長いお別れ。

ああやって見ると、お母さんってある意味人生を悟っていて、それが物凄い強さなんだと。

遅かれ早かれ訪れる家族とのお別れ。

それは時間と共に確実に迫ってきているわけで、我が家らしさって何だろうかと、ふと考えてしまった。

余談だが、館内には多数の年配ご夫婦。
もちろんどの年代にも相応しいストーリーだけど、特に若い人が見るべき映画かな、とは若干思った。
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