こんないい奥さんいないし、こんなにいい話は現実にはないのだろうけど、
それでも、どこか少しずつ自分と重なる部分があるから感情移入してしまうのだろうね。
病気になる前のお父さんがどんな人だったのかは出てこない。
それを家族との思い出とか、今のお父さんへの反応で表現していて、おもしろいなぁと思いました。
お母さんは、認知症で徘徊しても、自分のことを忘れられても、いつもお父さんを探しだす。
何よりお茶目で、いつも笑顔なのが素敵。
お父さんはボケてから、家族の相談役になった。
お父さんとお母さんみたいになれると思ってた。
なんでうまくいかないんだろう…
娘たちが友達にも姉妹にも言えないことを、お父さんに話す。
きっと話を聞いてニコニコ笑ってくれるだけでいい、
なにかを返してくれるだけでいい。
お父さんってだけでいい。
みんなでとんがり帽かぶって、誕生日ケーキ食べる。
そういう謎の習慣って、どこの家族にもあるよね。
あと、この監督さん、死体をぞんざいに扱うクセが…笑
お父さん死んでなかったけど、でも意識ないのに雑に扱うのはなんかね。
お母さんを銭湯の薪代わりにするよりはいいけど。