-お父さんが帰ってくるよ!
記憶が失われていく
その無常さに涙でなく愛で立ち向かう
時代とともに変わりゆくものがある。
それは決して止められない。
日々の中でたくさんの苦悩もある
それでも変わらない「家族愛」
その美しさに胸をうたれる
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とにかく、ともすれば軽く見られかねない「笑い」と「明るさ」で全編を貫いたことに強烈な決意を感じる。
前作で、血縁の呪縛を否定しながら改めて「家族」の力を証明してみせた中野監督が、この作品を描くからこそ普遍性がある。
印象的な「回転」の使い方に心を捉えられた
そして、東家の4人の名優たちは本当にすごい。
「綺麗すぎる」と思う人もいるかもしれないが、これはこれで一つの真実なのではなかろうか