KnightsofOdessa

ハースメルのKnightsofOdessaのレビュー・感想・評価

ハースメル(2018年製作の映画)
2.0
[ある女性パンクロッカーの舞台裏] 40点

アレックス・ロス・ペリーは我らがモスお姉様を大好きな『Queen of Earth』を含めて三回使っているのだが、その最新作が本作品である。いつも観客を不快にさせる彼の作品群から見ても、それが最も過激であると言われており、確かに不快かと言われたら不快だった。架空のパンクロッカーに扮したモスお姉様の全行動が全部イラつくのだ。監督的には女性ロッカーの母性やら責任やらを描いて他の作品との差別化を図りたかったのかもしれないが、正直麻薬やってる最近の歌手の話はフィクションだろうが実話ベースだろうが飽和している。

ただ、根本的に不快になるとかいう以前に、長くてつまらない。これに尽きる。2時間半もいらないだろ。半分にできるぜ。
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