トムトム

ヲタクに恋は難しいのトムトムのレビュー・感想・評価

ヲタクに恋は難しい(2020年製作の映画)
1.4
ナーメテーターの逆でナメてた映画がやっぱりダメだったのは何と言ったらいいんでしょうか。

2時間、能面みたいな顔で鑑賞しました。

面白い映画はオープニングの時点で面白さが漂っていますが今作はオープニングの瞬間でダメなのがわかりました。
福田監督が佐藤二郎を使ってよくあるアレです。

もう映画内で佐藤二郎をフリーダムにしゃべらせるのは3年くらい禁止にすべきです。
確かに最初は面白かったのですが、今アレで笑う人はいるのでしょうか。
ムロツヨシと佐藤二郎は福田雄一に使い潰されたと思います。
賀来賢人にも若干影が差してきています。

僕はいわゆるオタク第二世代の後ろの方でして中学生の頃に宮崎勤事件がありました。
それ以降オタクは完全にパブリックエネミーとなりオタバレしたら問答無用で学園カーストの最下層に落とされた時代でした。

翻って現在、若い子らと飲んだりしても「自分◯◯オタなんですよ〜」とかキャバクラの女の子が「私レイヤーやってるんです」とか気軽に言いますし、本当に良い時代になったと思います。

何が言いたいかと言うと、このオタク描写や葛藤は古すぎない?

オタク描写は未だにニコニコ動画的なエフェクトやネットスラング会話など「電車男」の時代から全くアップデートされていません。

これはTVなどでもそうですが製作者側のオタクに対するイメージや取り扱い方が「七人のおたく」あたりから全く変わっておらず、時代に追いついていないと思います。

コメディとして笑いどころも無く、オタクネタがかなり表層的というか薄すぎます。
今更エヴァパロとかやります?

原作未読の為に原作通りかわかりませんが、ヒロインが無茶苦茶感じ悪いです。
長身メガネイケメンで軽度のゲーオタならOKでアニオタや声オタはダメという表明をこの題材の映画のされても………

2時間の映画にするにしてはドラマが全く無く、この題名なら斎藤工と菜々緒のカップルの方がドラマになるのではないでしょうか。

そして今作の最大の蛇足ポイントのミュージカル部分です。
ライティングやカメラワークがあまりに安っぽくセンスがありません。
入り方や終わり方も冗長でテンポも悪いです。

この題材ですし楽曲ももっとアニソンやゲームミュージックに寄せてくるのかと思いきやそんな事もなく、なんでミュージカルにしたのか理解に苦しみます。

役者陣は頑張っていました。
特に高畑充希は1人で地雷を踏みまくった感が強いです。

菜々緒は良かった。

居酒屋でパワハラ上司と会議したり家に連れ込まれたりする会社は滅茶イヤです。