わか

十二人の死にたい子どもたちのわかのレビュー・感想・評価

3.4
原作だと徐々に謎が明らかになり、推理しながら読み進められる感じだったが、やはり映画となるとテンポが大事になるので、サクサクストーリーが展開したのが、少し置いてきぼり感があった。
ただ、時系列順に出来事をまとめてくれるシーンがあり、よく分からない部分を補完してくれたのは非常に助かった。
また、12人それぞれの区別がつきやすかったのも映像化したからこそだった。
一人一人に特徴があり、キャラクターの差別化と役割が分かりやすく描かれていた。
死にたいと頻繁に口にする者ほど実は生きたいと思っていて、故にこの集いに参加して誰かに背中を押してほしかったり、実は止めてもらいたいと期待していたりそうゆう葛藤を通して成長するんだなと感じた。
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