mo

十二人の死にたい子どもたちのmoのレビュー・感想・評価

3.5
簡単なようでこれは難しい映画なのかな、と感じた
わたしは死にたいほどの絶望感や
色々辛いから死に結びつけるとか
いくら調子が悪くても
うまくいかないことが多くても
その思考にいかないから死にたい理由に対して
人による差を感じてしまったりした、偽善だなあ
こわいよなぁ、
いじめや病気にあった人に同情しても
自分の想像できないような理由で
死にたいって言われても
どうも理解しきれないところがあるから
軽い理由だなんてね
人の命は平等でできれば
自殺はなくなれば良いけれど
あの人の理由はよくて
あの人は甘いとか思っちゃう
そして死と生 は表裏一体、
他人でも死んだと思った人が
息をしているとわかったとき、
みんなの背景を知りながら
死にたい理由を聞いたとき、
赤の他人でも協力し合ったりすると
自分の 生 の部分が 死 に勝って
その思いを霞ませて
勘違いでも生きたいと思えたりする、のか
ほんとうに死に向かってしまう場合も
あるかもしれないけれど
死に向かった同士が生きるを選択することも
無謀じゃないんだと
そうかんじた、自分だけが苦しいわけではないし
苦しいだけしかない人生はきっとない
人の痛みを知って、気づく一人じゃないこと
伏線の回収はわかりやすく、
スルスルとスッキリしました
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