「童貞」、「ヒーロー」ってワードになんとなく興味を惹かれて観賞。ポスター見るからにB級映画臭ぷんぷんですね、はい。
ヒーロー物としては特撮のクオリティがちょっとどうかと思うけど、この手の映画は予算的に作りがチープなのは仕方ないですね、そこは求めてもどうにもなりませんし。
でもどんな映画も何かしら突き抜けた点が有れば、それだけで観た甲斐があったと満足なんですが…
例えば「カメラを止めるな」みたいに、B級のチープさを劇中劇で表現するような逆手にとったアイデアとか、これなんか大当たり中の大当たりなんで正直そこまでは期待してないんですけども。
それか洋画のB級映画によく見られる、B級らしさを隠そうとせずに堂々とアピールする馬鹿馬鹿しいぶっ飛んだノリとかね。
今作品はくだらないノリも少なくストーリーも破綻してないので、途中で苦痛になることも無く最後まで観れます。童貞と愛というテーマも真摯に描いているなと好感が持てます。
でも無難なB級映画の範疇を超えてないので、印象に残らないんですよね。
とはいえ佐野ひなこさんは可愛かったです。それにしても斎藤工さんはほんと仕事選びませんねえ(^_^;)
