にっきい

居眠り磐音のにっきいのレビュー・感想・評価

居眠り磐音(2019年製作の映画)
3.3
高尾太夫姿の中村ゆりが凄く綺麗!

予算がかかり過ぎて今や某公共放送以外では殆ど見なくなった時代劇。
ただ以前に比べて映画は良く作られてるように思いますが。

どこに居ても、何をしていても、生涯磐音様の妻です。って話し。
今作より少し前に公開された『多十郎殉愛記』の予告には魅力を感じなかったんですけど、今作は結構楽しみにしてました。
と言っても原作読んでたわけでもなく、某公共放送のドラマ版も父親が見てるのをちょこちょこ見たくらいで、全然知らない作品なんですが。
でもいつもは頼りなさそうに見えて、いざという時は凄く強い、って設定はやっぱ魅かれますよね!
凄くシリアスってわけでもなく、適度に笑わせてくれて楽しめたんですが、磐音が浪人になるまでがちょっと長かったかな。
連続ドラマならまだしも、映画の尺であれだけ使うとねぇ…。
磐音って強いんだけど、一方的に勝つんじゃなく、自分も斬られながらなのはリアリティあって良かったけど、策が余りにも見事過ぎてちょっと笑いました(笑)
さて何度か書いてますが、覚悟を決めた女性ってホントに凄い!
例え野たれ死のうとたった1人に生涯操を立てる覚悟、家族の為に遊女となる覚悟。
正反対だけど優劣なんてない。
もちろん仕事に優劣なんてあるはずもない。
遊郭や花魁は綺麗だとか言いながら、現代の風俗嬢には偏見持つのって変ですよ!
皆んな覚悟の上で、それぞれしっかりした考えを持ってるんです。
今作のヒロインの覚悟に泣きました。
公開初週週末興行収入7位

これ観た前日が誕生日だったので朝から3本映画観たんです。
最近暖かかったから結構薄着で。
そしたら映画館がエアコン効き過ぎで冷えちゃったのか途中から膝が痛い!(笑)
帰る頃には歩くのも辛いくらい…。
年寄りだと笑わないで(笑)
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