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狙撃のmingoのレビュー・感想・評価

狙撃(1968年製作の映画)
3.9
東宝ニューアクションの記念碑的初期作にして銃マニア発狂の本格アクション。流石は堀川弘通。漢字2文字の水色のタイトルバックがセンス良し。加山雄三はじめてかっこいいと思った作品になったわけだが、海外に影響を受けた原色を使った衣装がハンサムには似合う。加山に対するは最強の早撃ちスナイパー名優森雅之。「夜明けのうた」から3年後の浅丘ルリ子はまだまだ瑞々しさとエロスも充分。ニューギニアの世界最大の蝶に魅せられた彼女だが、時折挿入される演出がまた活きている。2人して部族の格好して狂ったように踊るのには笑った。ラストの砂浜から海に走って撃ち合うシーンはもっと語り継がれても良いレベルでイカしてる。イカロスみたいに太陽に向かってはいけない、背を向けなくては。
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