均整のとれた建物とキラキラ輝く音色のクラシックが画面を引き締める 男性/女性を一括りにして馬鹿にする台詞は露骨すぎるように聞こえるけど実際そういうことをいる人は確かにいて、抉るな〜とビリビリした 口や目元のドアップで悪意や無関心を描くところも嫌悪感の引き出し方がすごい
山戸結希の描く女の子像、自覚の有る無しに関わらずまじで生理的に受け付けないことが多いけど(そうなれない嫉妬が多分にある)、それでもなおめっちゃ好き、21世紀の女の子の短編を長編に伸ばしたらこうなるんだろうなと思う、やっぱり言葉と体の大爆発が気持ちいい、これまでの作品のすべての要素が取り込まれた山戸結希の作品の暫定頂点では とにかく清水尋也が最高でした、予告編の時点で受け付けないとか思ってすみません(でも「今ここで俺にキスしなさい」は笑ってしまう)、私も蹴られたいです あと間宮祥太朗が儚げエンジェルで大変驚きました鎖骨の見えるゆるい襟元のシャツ大変お似合いですね…
堀未央奈という超絶美少女を起用してるけど、あの物語は「美しい女の子だけが大切に愛される」というよりも「全ての女の子が大切に愛される資格がある」と語りかけてくれるようで(たとえば清水尋也の台詞の端々に)とてもよかったという話ができて嬉しかった 少なくとも私にとっては！
