このレビューはネタバレを含みます
青臭いことからオトナなことまで
サラッと観れる映画でした。
観終わって、完結している原作の作品が基になっているのだと知ったけれど
昔からの或る見せ方だろうが
人物の描写以上に、画による日常感の方を強く感じる映画だった。
自分をバカと言う主人公の少女
勉強はできるが何かしらイジメてくる幼馴染み
幼い頃にいた、少女も暮らすマンションに戻ってきた、今は人気モデルの妙に優しい幼馴染み
本当は血の繋がりのない、主人公の少女が女性として好きだが、兄を演じる兄
この4人中心で
他の、原作ではもっと重要なのかなと思えるような脇役も、物語にちょっと色を添えるだけ
4人全員、それなりに前へ進んでいく、まとまっていて
思っていた以上に良い映画だったと思えました。
ただ、銀座の地下の劇場での鑑賞でしたが、
何かカビ臭さなのか、ホコリ臭さのかを感じたことが
視聴環境的には残念でした。