rage30

リンドグレーンのrage30のネタバレレビュー・内容・結末

リンドグレーン(2018年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

児童文学作家アストリッド・リンドグレーンの半生を描いた、伝記映画。

幼少期から男女平等を訴えたり、ダンスパーティーで1人で踊り狂ったりと、なかなか先進的な感覚を見せてくれる、主人公アストリッド。
恋愛も自分から積極的にアピールするなど、その主体的な生き方に好感を抱く人は多いのではないでしょうか。

ただ、潔い性格のあまり、諦めが良すぎるのは玉に瑕な部分でして…。
夫と気持ちのズレを感じただけで別れてしまったり、子供が懐かないだけで距離を取ってしまったり。
もうちょっと努力して粘っても、良かったと思うんですけどね。

結局、子供は引き取る事になるわけですが、子供の為に実家を飛び出る事で「子供を全肯定出来ないダメな両親」を否定し、乗り越えるところは良かったし、子供と絆を結び直すのも良かった。
「そして母になる」と言いますか、産んだからといって自動的に母親になれるものでもないのでしょう。

私自身はリンドグレーンの作品を1つも読んだ事はなかったのですが、単純に1人の女性の成長物語として楽しめました。
作品を知っている人なら、より楽しめると思いますし、フェミニズム映画としても見れる作品です。