たま

リンドグレーンのたまのレビュー・感想・評価

リンドグレーン(2018年製作の映画)
3.5
「長くつ下のピッピ」の作家と言われなければ、なかなかぴーんと来ないアストリッド・リンドグレーン。

でも、スウェーデンを代表する世界的児童文学作家であり、多数の賞を受賞し、スウェーデンの紙幣に肖像が描かれたという人物。

そのリンドグレーンになるまでの物語。
若くしてシングルマザーとなった苦悩と葛藤を描いている。

舞台は1920年代 。
女性の社会進出なんてありえない時代に、才能を見込まれ新聞の編集のアシスタントに始まり、自らの手で道を切り開いていった。今でも北欧は、女性の社会進出が進んでいるのも頷ける。

アストリッドは自由奔放で慣習にとらわれない。10代で不倫に妊娠といったタブーにもめげない。とにかく後ろを向く事がない。そんなところが作品にも現れているのかな。

リンドグレーンという人物も登場し、後に結婚するであろうと伺わせるけど、物語はそれ以前に終わってしまう。その後のことも気になる映画でした。