2018年夏、東京富士美術館に行った。目的は「長くつ下のピッピTMの世界展〜リンドグレーンが描く北欧の暮らしと子どもたち〜」。
小さい頃に『長くつ下のピッピ』を読んでたことを思い出したから行きたくなった。
でも『長くつ下のピッピ』がどんな話なのか、よく覚えていないところばかり、、、改めて読み直そうと思った。
世界展は、日本・スウェーデン外交関係樹立150周年を記念して開催されたらしい。
映画『リンドグレーン』の公開と世界展の開催時期が近いことに関係性があるのかわからないけど、せっかくだからと思って、岩波ホールで映画を観た。『長くつ下のピッピ』を改めて読み返すことはできなかった。
『長くつ下のピッピ』に関する豆知識として
・誕生のきっかけは風邪で寝込んだ娘のために、ピッピという女の子のお話を即興で語ったこと。
・アストリッド・リンドグレーンは“子どもの本の女王”と呼ばれたこと。
・アストリッド・リンドグレーンは、子どもの人権を守ろうとしたこと。
くらいしか知らなかった。そんな状況で映画を観た。
映画『リンドグレーン』は、『長くつ下のピッピ』の原作者の伝記ドラマである。
明るい人生を送った人かと思ってた。陽気な映画ではなかった。
アストリッド・リンドグレーンはこの映画をどう思うのだろうか。作品とは、別に自分のことを語られることは嬉しいのか。自分のことを知られ、語られることを嫌がるだろうか。
仕事が忙しく睡眠不足で映画を観たので、記憶がほとんどない。わ『長くつ下のピッピ』も読み返せていないまま今日にいたる。
え?岩波ホール2022年7月29日で閉館なの???