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リンドグレーンのcoolhandのネタバレレビュー・内容・結末

リンドグレーン(2018年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

今や二児の母となった私の娘、彼女が幼かった頃、よく読み聞かせたのが長靴下のピッピでした。その原作者の伝記映画と思い、予備知識なしで観に行きました。
ええ、スウェーデンの美しい風景と優しいストーリーに癒やされようと期待して。

とんでもなかったです。
ずる賢く身勝手な中年男とうぶな少女のドロドロな不倫劇。
劇場には、若い男性が何人も来ていましたが、彼らにはまだ分かんないだろうなと思いつつ、のど頸に匕首を突きつけられているかのような、そんな緊張感をもっての鑑賞でした。

素晴らしい創作の背後にある、壮絶な人生。
観て良かったと思わせてくれる作品です。

最後に一言。
「カメラを揺らすな。」
冒頭に多かったのですが、登場人物の視点を意識してか、あえてカメラを揺らして撮影したシーンがありました。はっきり言って、不快でした。それ以外は、光を駆使した、美しい映像を楽しむことが出来ました。