リンドグレーンの作品情報・感想・評価 - 13ページ目

上映館(15館)

「リンドグレーン」に投稿された感想・評価

hika

hikaの感想・評価

4.8
アストリッド・リンドグレーンの人生を北欧の美しい景色と柔らかい音楽で。
迷い、叫び、抗い、それでも自分の闘いを止めない強さ。
リョウ

リョウの感想・評価

3.0
アストリッドがどう作家として有名になっていたかを描写した映画だと思ってたら全然違った(笑)
これは彼女が16歳の幼さで恋をし、妊娠し、子供と共に再生していく物語だった!
最初のシーンから察するに彼女は学校とか通ってなかったのかな。
メッチャ大家族で広大な土地を持つ一家に生まれて毎日家事で大忙し。
たまに開かれるダンスパーティに行ってはヘンテコで独特のダンスをお披露目するのが唯一の楽しみ?なのかな。
でも家族はとっても愛に溢れていて熱心に教会に通う良き人達。
でもやはりどこか昔ながらの閉鎖社会。
娘が16歳で妊娠したなんてご近所にバレたらもう生きていけない!
中絶に賛成とか反対とか言う気はないがやはり望まない妊娠って女性には人生を変える大事なこと。
しかも子供を産んでその姿を見たら愛さずにはいられないのに一緒に暮らすことのできないこの悲しさ。
そして子供もまた被害者である現実。
そんな逆境の中でもしっかりと前を向いて懸命に生きていくアストリッドの姿に感動させられた!!
久しぶりに岩波ホールまで来て良い映画に出会えた気がする☆
May

Mayの感想・評価

3.9
「長くつ下のピッピ」の児童文学作家アストリッド・リンドグレーンが作家になる前の人生を描いた作品。
自由奔放で才能のあるアストリッドの半生は波乱万丈だが、彼女は強く粘り強い。そして決断する力がある。

子供を持ちベッド・タイム・ストーリーで「子どもしかいない国」の話をするシーンがある。アストリッドが子どもの頃家族に話していたように。児童文学作家への芽はずっとアストリッドの中に芽生えていたのだ。

フラれた男の捨て台詞は・・醜かった。
みんなが寂しい話だった。
子供が読んで楽しめる本は、アスリッドさんの精一杯生きた人生から生まれたんだなあ。
夢生

夢生の感想・評価

3.6
10代の頃の彼女は、好奇心旺盛でチャーミング「ロッタちゃん」そのもの。
彼女を取り巻く信仰深い封建的な社会から逸脱した、自由奔放で
ストレートな心がもたらす、葛藤と激動の数年間が描かれています。
家族との確執や、恋人(ゲスで最低な男)との葛藤を乗り越えながらも自立していく変化が感じ取れて、
いろんな矛盾の中で大声叫びたくなる気持ちが痛いほど伝わりました。

物語は家族との確執が雪解けを迎えたところまでだけれど、
ここからどうゆう過程を経て、児童文学作家になるのか、
肝心な部分が ”スコン” と抜けていて、エンディングになってちょっと物足りなさを感じました。
この濃い数年間が彼女の作家活動の原動力になったという事なのかな..

エンドロールに流れている子供達の穏やかな歌声の中の詩は、彼女のアイデンティティそのものでした。

映画版「ロッタちゃんと赤いじてんしゃ」可愛かったな〜
もう一度見てみよう。
 『長くつ下のピッピ』や「ちいさいロッタちゃん」シリーズの作者アストリッド・リンドグレーンの若き日々を描く。もう、この作品は誰彼となくオススメしたい。児童文学を読んでいるときって、どこか素直な気持ちになっている自分がいるでしょ? そんなふうに素直でありながらも真剣な気持ちで、自由奔放で独立心に富んだひとりの少女が人生の最初の困難に立ち向かって乗り越えていく姿を観ることができるのだ。見終えた後のなんともいえない豊かに充実した幸福感!

 スウェーデンの農村地帯。中学校を卒業したアストリッドは、在学中に書いた作文に目を留めた町の新聞社の編集人兼発行人ブロムベルイのアシスタントとして働き始め、父親ほどの年齢である彼と道ならぬ恋に落ち、妊娠する。ストックホルムへ出て自立すべく秘書の学校に通い、秘かにデンマークに渡って出産、生まれた息子をそのまま里子として預け、彼を引き取る日を夢見て仕事に就く。

 アストリッドはブロムベルイとの結婚を夢見ていた。彼にはアストリッドと同い年の娘を筆頭に子だくさんであり、二度目の妻は流産以来神経を病んでいて離婚を頑なに拒み、訴えると主張していた。アストリッドの妊娠に怒り狂った母親でさえ、彼の後妻になって人生を棒にふるようなことはしないで、と言うほど。
 さて、アストリッドの選択は−−−−。

 アストリッド役のアルバ・アウグストという女優さんがなんとも魅力的。いわゆる一般的な美人ではないところが実にチャーミング!(これって形容矛盾じゃないよね?)。
「長くつ下のピッピ」の作家の人生の一部を映画化
作家としてデビュー前のお話です。
北欧の寒さが感じられる映像でその中で作家となる前の才能の一部披露がありますが
女性としてのリンドグレーンが表現され共感しました。
感動する作品です。
「長くつの下のピッピ」や「ロッタちゃん」シリーズをはじめとした数々の児童文学の名作を生んだスウェーデンの女流作家アストリッド・リンドグレーンの若い頃を描いた本作からは、彼女の創作の源泉やモチベーションが垣間見えるような気がする。
アストリッドは雄大な自然が広がるスウェーデンのスモーランド地方で生まれ、伸び伸びと育ったが思春期を迎え、教会の土地で農業を営む信仰に厚い両親、その教会の教えや倫理観、保守的な田舎のしきたりに息苦しさを覚える。
只でさえ感受性が強く、自由奔放な彼女は、その文才が認められて地方新聞社で働き始めたことを契機に、今まで抑えていた才能や情熱を解き放つ。
別にアストリッドでなくても、誰でもハイティーンになれば「ここではない、どこか」に憧れを抱き、場合によっては生まれ故郷を飛び出していく。
ただアストリッドの場合は、信仰深い地元に留まることが出来ぬ事情の為に飛び出すことになる。
それは道ならぬ恋で子を宿した為で、このことで彼女の波瀾万丈、艱難辛苦の歩みが始まる。
この作品を観て、アストリッドのように窮地に陥った女性を救う“受け皿”が当時あったことに驚くと共に、改めて福祉の北欧だなと感じてしまった。
何でも先鞭をつければ、周囲から反対や反発があり、それ相応の覚悟と痛みが伴ってくる。
アストリッドは挫けそうになりながら、のたうち回りながら、様々な困難に立ち向かっていく。
こういう事態に際して如何に男は情けなく頼りなく、逆に女性は「母は強し」と言われるようにめげない。
この作品はペアニル・フィシャー・クリステン監督が女性らしい視点で、自由や自分らしさを渇望した少女アストリッドが作家リンドグレーンになっていくのを愛や希望を込めて撮った映画だと思う。
まろ

まろの感想・評価

3.3
長くつ下のピッピの作家、アストリッド・リンドグレーンの半生。ほっこりしてストーリーかと思いきや波乱万丈だった😱自力で自分の人生を切り開く彼女に拍手👏
良かったです。もっと見ていたかったなと思わせてくれるほどの素晴らしい演技で引き込まれました。