「長くつ下のピッピ」の作者からは想像できないような、葛藤・挫折・苦悩があり、そこを乗り越えたからこそ、世界的に有名な作品ができあがったのだと感じました。しかし、再婚してからの、子育てや作品つくりのい…
>>続きを読む呆気にとられる位、真っすぐ正直で、行動とこころにずれが無さすぎるから、初めの頃、主人公は、今でいうADHD的な、才能のあり過ぎて(行動が)止まらないタイプの人かと思った。それで生じる周りとのズレ・摩…
>>続きを読むヒロインがとにかく生き生きしていて、彼女の喜怒哀楽の表情を観る映画だった。リンドグレーンの児童書を読んだことがない=リンドグレーンに特に思い入れがないので、ところどころ「え、そこ端折っちゃうとドラマ…
>>続きを読むアストリッド・リンドグレーンが10代で出産し、生まれた息子としばらくの間一緒にいられなかったことに罪悪感を背負い続けていたというエピソードは知っていたけれど、まさにその期間だけにスポットを当てたスト…
>>続きを読む愛した男性とのすれ違い、指輪のサイズが合わなかったことが象徴的で、心の移り変わりを女性目線で巧みに描いている。
ラストのほとんど説明のない帰省のシークエンスが和解を説得的に描く。時間を味方につけた者…
もっとリンドグレーンが作品を描く姿が出てくるかなと思っていたが、それはなく、作家になる以前の話だった。母親の抑圧を嫌っていても、結局母が言った通り、結婚せずに子供を産み、7人の子供を持つ男性の後添い…
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