リンドグレーンの作品情報・感想・評価 - 5ページ目

「リンドグレーン」に投稿された感想・評価

アクア

アクアの感想・評価

3.3
大好きな長くつ下のピッピの作者の話、、
私は彼女の両親の厳しくもも暖かい育てかたに涙しました。世間体もありなかなか娘の現実を受け止められなかったにしろ、愛とユーモアに溢れた家庭は彼女を育て、彼女の息子にも注がれたって感じがすごくした。子供は1人では育てられない、周りの協力なくしては容易に育てることは難しい。でも彼女が育てなければいけないと決心した時、周りは協力を惜しまなかった。映画では、彼女とその息子のその後は何も語られていないけど、彼女がファンからの手紙を1枚1枚封を開けて読んでる様は彼女の活躍を伺わせ、2人が幸せに過ごせたと思いたい。
kikiki

kikikiの感想・評価

3.4
16の時の好奇心と子供を産んでからの親としての生き方が見れて、ピッピの作者の人間的な面が垣間見れた。16歳のフィルターが時々見えなくなって、1人の大人の女性に見える自立した姿が美しかった。子供たちが歌う主題歌は力強くて、心が打たれた。欲を言えば、作家になるきっかけをもっと見たかった。
人によって感想が変わるであろうストーリーだった、スウェーデンシネマ得意技の「徐々に迫りくる不安要素」が冒頭から流れる挿入曲に込められている。

個人的には「曲なし」の方がヒロインのありのままがより強調されリアリティが増していたんじゃないか?という演出が少し残念にも思えた。
nekoneko

nekonekoの感想・評価

4.0

このレビューはネタバレを含みます

残念ながらリンドグレーン🙍‍♀️は知らずに育ちました
両親共に働いていたので気がついた時には家に児童文学の全集はあったけれど…(覚えてないだけ?)

Jkローリングもリンドグレーンも辛い日々の中で「光」✨を見つけたんですね
アンパンマンの作者やなせたかしさんも「手のひらに太陽に」を作詞した時はドン底の中だったと語っていました

少女👧から女性👩‍🍼へ
三つ編みの長い髪をバッサリ切ったアストリッドのフワッフワのショートヘアが可愛い💕と思ってたら…!
オジサンとオフィスラブで妊娠って💦

1920年代のスウェーデン🇸🇪で若くしてシングルマザーとなったアストリッドの苦悩と葛藤の日々を綴った伝記

オジサンを誘惑して子供を👶産んで晴れて結婚という時に自ら彼の手を払い シングルマザーとして生きる道を選択する(魔性の女?)アストリッド…
アルバアウグスト嬢の演技が素晴らしいっ!儚げだけれど芯のある眼差しが刺さります🍃

代理母が病気になり息子ラーシュを引き取るアストリッド…子育ての経験のない母親が悪戦苦闘するさまが良く描かれています
眠れないという幼い息子に故郷のお伽話を聞かせる彼女がようやく母として開花するシーンに温もりを感じました💓

児童作家としての彼女が登場するのは終盤だし 夫となるリンドグレーン氏とのロマンスは描かれていませんが…
(え?彼も既婚者だった)

最近 小さいコを見かけると自然にマスクの下の口角が上がってしまう…笑
小さい子どもって🧒可愛い
(でも愛はあってもお世話する体力はない仕事だけでへこたれてる笑)

ここ数本 フォロワーさん達の評価高作品を
選んで観ていますが それぞれ感慨深いです✨✨
yuusai

yuusaiの感想・評価

4.6
世界的な児童文学作家の半生を描くが、ハリウッドの様なサクセスを描くのでは無く、作家への道を歩む過程をトレースする。子供から大人へ、そして女性と母の成長を切り取る事で、時代背景までも浮き彫りにする。それは美しい「蝶」が辿る「蛹」を観客の私達も見守る、優しい視点に包まれてる。孵化する蝶は蛹の時は殆ど動かない。羽化する彼女の人生を私達も一緒に追体験する、ソフィスティケートな演出も秀逸。

Astrid Lindgren。スウェーデンを代表する児童文学作家。世界70ヶ国語以上で翻訳され、100の国で出版。 彼女の著書は子供達の権利や動物への擁護をテーマとして描かれ、如何なる虐待にも反対の立場を貫いてる。デビュー作「長くつ下のピッピ」が最初に刊行されたのが1945年、ルーツは彼女が小学生の時に出逢った祖国の女性活動家Ellen Karolinaとの出逢い。フェミニストの先駆者と呼ばれた人との出会いが、後に多くの作品を残す礎と成る。リンドグレーンも功績が認められ国際アンデルセン賞を受賞してる。

有名な「長くつ下のピッピ」「やかまし村の子どもたち」「ロッタちゃん」元々彼女が教師をしながら、子供の為に書いた作品が執筆活動の始まり。小さな牧場の豊かな田園風景の美しい土地柄で育った、幼少期の体験が描かれる。日本では岩波書店がリンドグレーン作品集として1964年に紹介したのが始まり、テーマの分り易さとスウェーデンの牧歌的ヴィジュアルがマッチして、作品の多くは映画やTV作品化された。

女性は子供から大人に成る過程で異性を意識するが、彼女の場合は、社会背景から男女間の格差が浮かび上がり、問題視され始めた時代。それまで自然豊かな環境で真っ直ぐに育った彼女に、社会の壁が大きく立ち塞がる。そんな孤独な葛藤を更に浮き彫りにするのが「子育て」。作品の中で万国共通で有る「愛する者への慈しみ」と、それに対比する「愛する者との別れ」を具体的に描写する事で、共感を得る為の演出では無い、リアリティをナチュラルに語る事で、子育てに悩む多くの母親達の深層に問い掛ける。彼女が後に成功する事が分っていても、応援せずには居られない。

演出面で秀逸なのは、出産の痛みを描く作品は多く有るが「その後」子離れに対する痛みを描く、それも精神的な悩みでは無く、肉体的な目に見える形で描く作劇は初めて観た。そうする事で、出産の経験が無い男でも、彼女の痛みに対するインパクトが分る描写はファンタスティック。後に彼女は世界中の女性の憧れであり、目標にも成った。細やかな人との出会いが醸し出す好転への道則。本作は基本的に親と子の距離感をテーマに描くが、最後にバタフライの如く羽をはためかせる彼女、正に蛹からの脱皮を見届ける爽やかな、そして静かな感動が心に染み入る。

自己肯定を持ち難い、女性へのポジティブなメッセージ。前を向く、その気持ちの大切さを貴方も感じて欲しい。
かむ

かむの感想・評価

3.0
ロッタちゃんの映画は観たけど、この作者さんのことまでは知らずに鑑賞
朝から観るには中々ヘビーな内容で疲れてもた 💭
辛い経験をした後どう行動するのかが大事やな〜とは思います 🙃
「長くつ下のピッピ」「ロッタちゃん」などの名作児童文学のスウェーデンの作家アストリッド・リンドグレーンの物語

スウェーデンの田園の美しい農村で生まれ育ったアストリッドが少女から母親になるまでの激動の半生

その時代に愛、優しさ、悲しみ、辛い経験が子供に寄り添う文学が生まれたのだろう
リンドグレーンが息子の為に絵本を描くまでの物語。辛い境遇の中、里親に息子を出した選択、息子から母親と認めてもらえないなんて胸が締め付けられました。マリーの「愛してあげればいい、あなたの溢れる深い愛で」という言葉。最後のシーンでグッときました。
YutaIkawa

YutaIkawaの感想・評価

3.5
『長くつ下のピッピ』、『ロッタちゃんシリーズ』のアストリッド リンドグレーンの半生。

スウェーデン、デンマーク
記者、ダンス、不倫、教会
ぺん

ぺんの感想・評価

3.2
長靴下のピッピ、やかまし村の子供たちで有名な作家アストリッド・リンドグレーンの半生を描く。
不倫からの出産、子育て。子どもと離れ離れになる境遇に見舞われても生きぬき、人として母として成熟していくまでの話。
作品としては思ったより普通かな。

ピッピが好きだったのもあるんだけど、邦題に少し勘違いさせられたな…リンドグレーン姓は再婚した夫のもの。
これじゃ作家になって以降の映画かと思ってしまう。そもそも彼女自身を描く作品なんだから名前のアスリッドのままで良いのに。。
もっと彼女が文学を書き進めていく姿も観てみたかった。