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セカンド・アクトのdaiyuukiのレビュー・感想・評価

セカンド・アクト(2018年製作の映画)
4.0
大型スーパーの従業員として働く40歳のマヤ(ジェニファー・ロペス)が、経歴を偽証しておしゃれで高級なニューヨークのマディソン街で働くチャンスを得て、持ち前のガッツと生活の知恵を駆使しながら成功し夢をかなえていく。だが、新商品開発や養女に出した娘との遭遇の中で、マヤの中の嘘が揺らぐ。果たしてマヤのハッピーエンドは?
ジェニファー・ロペスがプロデュースも手掛けたヒューマンコメディ。
スーパーで長年勤めて売上に貢献したのに、学歴がないせいで売り場の管理責任者になれなかった苦い経験から、恋人が会社にとって有望な人材であることをアピールするレジュメなどを用意してそのおかげで一流会社に採用されてしまったマヤの葛藤と苦闘を通して、学歴がなかったり社会的なハンデを負っても自分に正直に生きるほうが良いというメッセージをアピールしていて、マヤがボロを出さないように工夫していくのがユニーク。
だが嘘がバレてからのオチは、ちょっと予定調和な感じ。
ジェニファー・ロペスの変わらないパワフルな魅力が、印象的なヒューマンコメディ映画。
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