2019年10本目。
実話が基とはいえ演出がいちいち安っぽい。
終盤の海でのシーンが、締めくくり方含めて寒いし、もう平成も終わろうとしてるっていうのに"空から笑って見守ってる"図を映像化するって正気か…?!
どんだけ忙しいか知らないけど長男家族が見舞いに来るシーンが皆無なのも不自然だし、父(石橋蓮司)のキャラも出番が少ないせいか非常に薄い。
あと、松下奈緒がうるさい。
主人公の小中学生時代の回想でも母親役は変わらず倍賞美津子が演じてるけど、流石に超絶無理ありまくりでは…。
倍賞美津子が癌って、12年前の東京タワー(月9版)を思い出した。
"人の一生"を描いた作品なら、同じ大森監督の「日日是好日」の方が遥かに好みでした。