Aika

ティム・バートンのコープスブライドのAikaのレビュー・感想・評価

4.0
モノクロでもセピアでもなく銀板写真をイメージしたという独特の色味が、死者と生者が入り組んだ摩訶不思議な世界に見事マッチしている。

無秩序で陽気でパワフル、死者の方が生きてる人間より楽しそうなのはさすがのティム・バートン。彼は死者や死に近いものを生き生きと描くということに長けていて、いつもその矛盾を感じさせないんだからすごい。
死者たちのミュージカルシーンの楽しいこと♡

人間の婚約者とコープスブライド、そして優男の三角関係なんてどう片がつくのかと思いきや、清々しくて切ないあるべき形に収まる結末だった。花嫁候補2人共いい子だから何度も胸が痛んでつらかった…。
ちなみに3人共ピアノがうまいという設定なので、連弾シーンはとてもロマンチックで素敵です。
ジョニー・デップにヘレナ・ボトム=カーターといつものトライアングルな声優陣もよかった。

こないだ観た「KUBO」と同じライカが製作会社ということで、公開当時劇場で観て以来久々の鑑賞だったんだけど、これぞストップモーションアニメ!という動きが愛しいし、このティム・バートォォォンと響き渡りそうな世界観がやっぱり好きだった。

日常でも窪んだ目に顔色悪い人見ると、この人ティム・バートンワールドの人だわ…と心の中で思っちゃうのは私だけかな〜