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ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREYのフラットラインのレビュー・感想・評価

3.7
Netflixで新着に入ってきたのを待って視聴。そうか、ホアキン・フェニックスの「ジョーカー」より年代は後だったんだね。

マーベルは直列世界的な世界線で表現されているに対して、作品ごとの並列世界を認めているという大きな差があります。どうあってもホアキン版もヒース・レジャー版も、マーゴット・ロビーのハーレイ・クイーンには似合わないですもんね。ジャレッド・レトのヤンキー風ジョーカーじゃなきゃ釣り合わない。この多様性が吉と出るか凶と出るか・・・。

今作は社会に割を喰っていた女性たちがチームを組んで、馬鹿な男と闘うストーリーはポップで、イケイケのノリで観ることができる作品です。監督のキャシー・ヤンは新進の女性監督なのでこの雰囲気なのかな。
前作のスーサイド・スクワッドで印象的なキャラクターだったハーレイ・クイーン。今回もかわいさ満点のキャラで、彼女が出てくると画面が明るくなります。個人的に頭がよくて下品なかわいい女の子が好きだというのが(「さくらん」のきよ葉なんかはどストライクです)正しく見られていない不安もあるのですが、ハーレイ・クイーンのキャラでどんどん引っ張られて観ているような。・・・これが恋ですか?(多分違う)

これ、いくらでも続編できるので、次作を是非作ってまた僕のハーレイ・クイーンの活躍を観せて下さい。
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