KEIYA

ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREYのKEIYAのレビュー・感想・評価

3.3
バットマンの宿敵ジョーカーと別れた後のハーレイ・クインを描く初の単独映画。ゴッサムを牛耳るブラックマスクからダイヤを盗んだ少女を巡るハーレイ・クインらの活躍を描いたDC映画。

スーサイドスクワッドから引き続きハーレイ・クインを演じるマーゴットロビーは本当にはまり役だと感じた。オスカーにノミネートされる程の彼女がこの役を演じ続けてくれることに感謝。ただ、本作では、彼女の他に魅力的なキャラクターがおらず、またゴッサムシティ感がほとんど感じられない世界観であまりのめり込めなかった。DCコミックの原作に登場するユニークなキャラクターたちも、キャスティングミスなのか、そのユニークさがあまり伝わってこなかった。特に序盤は大したアクションシーンも笑えるジョークもなく、登場人物の説明ばかりで退屈だった。
ハーレイの警察襲撃シーンとバーズオブプレイのメンバーがようやくそろった終盤の山場のみ楽しめた。
作品は今一つでも、マーゴットロビー演じるハーレイ・クインは最高に魅力的なキャラなので、次作のジェームズ・ガン版スーサイドスクワッドに期待したい。
KEIYA

KEIYA