良いところもあるんだけど悪いところもあって、総合的にみるとやや微妙だったかなと感じました。予告の時点でちょっと感じてはいましたが、やはり個人的には敵味方を男vs女で分け、一方をこらしめるといった展開はあまり好みではなかった。もちろん、ハーレイクインが好きな人なら彼女のブッ飛んだ面とスキをみせてしまう弱い面のギャップや、身軽でワクワクするようなアクションシーン等魅力を楽しめるので満足できると思います。今回の主要人物として登場する歌姫、刑事、ボーガン使いもなかなかいいキャラだとは思いましたが、クソガキだけは最後までイラッとしました。なんというか、生意気でも可愛いとこあんじゃんって思えるシーンがあまり無かった気がするので、最後まで嫌いでした。ユアンマクレガー演じるヴィランのメンヘラちっくだけど部下に慕われてる小物っぽいボスは可愛かった。キャラ贔屓してでも、ボスとその右腕のストーリーを30分くらい見ていたいと思いましたw
ダイヤモンド争奪戦並びに各々のキャラクターの思惑が交錯して、最後は共通の敵をぶっ飛ばす。各々が何の目的で動いているのかは、時間を戻したりハーレイクインがメタ的に解説したりでわかりやすかったと思います。ただし、その解説やラクガキまじりの紹介演出はやりすぎ感もあって好みは分かれそう。アクションシーンはパーティーのような弾丸のデッカイ銃とバットを使った攻撃が好きでした。ホットサンド食べたい。あとは冒頭のカートゥーン調のアニメーションもハーレイクインっぽいポップさが合っていて良かった。面白いパーツはいくつかあったんだけど、物語の面白さは普通だと思った作品でした。
