Harley Quinn: Birds of Prey：キャシー・ヤン監督、マーゴット・ロビー主演、製作、2020年作品。原作はチャック・ディクソンとゲイリー・フランクのコミック「バーズ・オブ・プレイ」。DCエクステンデッド・ユニバースに属する作品。
予想を超えて上々の出来栄え！！けっこう楽しかった！良くも悪くもジャケット通りの世界観。ジャケットも本編もカラフルでポップなだけでなくかなりキッチュ！！つまりかなりの悪趣味が入っている。その辺が気掛かりで、序盤は私的(おじさん)には正直馴染み難かった(苦笑)しかしアメコミは元々そういうものだし、ハーレイ・クインはジョーカーの元彼女で自身もスーパーヴィラン。観慣れてくればこの悪趣味こそがピッタリの世界観で、マーゴット・ロビー演ずるハーレイ・クインの魅力にも納得せざるを得ない感じだろうか。
主人公やその周りの登場人物の設定がすべて女性中心で、監督はじめ製作スタッフも女性中心で撮られた作品らしい。それを知ると何処か馴染み難かったのは悪趣味が原因ではなかったのか？！と思ってみたり。けっこうな完成度で不満も無いのに「凄い好きな作品」にならないのは、自分がいい歳をした男だからではないか？！けっこう楽しんだのも事実だけど(どっちや？笑)
またアメリカンヒーローもので、はじめてカンフー・アクションを導入された作品でもあるらしい。さすが女流アジアンの新鋭監督。アクションシーンも盛沢山。ストーリーもしっかりある。
色々書いたが、これほどアメコミらしい映画も無いような気がして、観て良かったと思うばかり。個人的には意外と軽～く老若男女におススメしたい気分。少し違うかな？(笑)
