Yuuki

ポーラー 狙われた暗殺者のYuukiのレビュー・感想・評価

ポーラー 狙われた暗殺者(2019年製作の映画)
4.8
俺はマッツ・ミケルセン。裏社会で最強で最恐、「ブラック・カイザー」の異名を持つ殺し屋だったが、引退を決意している。しかしそれを許さないのはかつての雇用主で、何かの理由で逆に俺が狙われる事になってしまった。難なく返り討ちにしてやる!と思ったら、最近仲良くなった隣人女性が人質にとられてしまった。一体どうする?な話

みんな大好きマッツ×殺し屋!これだけでお腹いっぱいですが、ウオオオオオオ!!!面白すぎる!!!!いいんですか!?1800円払わなくていいんですか!?ほぼタダで見せてもらっていいんですか!?!?めちゃめちゃおもろい!!!というのが大筋の感想でした。こんなレビュー読む時間があったらすぐに見た方がいい!せめてクリップを!

前半は引退間近のマッツが隣人女性と余生を過ごすほのぼの情景と凄腕殺し屋集団がマッツを探し回って関係ない人をぶち殺しまくるシーンが差し込まれるこの落差がまたスタイリッシュで良いし、中盤以降は満を持して始まるマッツのえげつな大虐殺ショー!最強!最恐!最凶!!カッケェ〜!!!それなのにふだんの性格は「可愛いおじさん」って感じでますますファン増えそうなんだよな…。無骨で寡黙ながら、
医者「タバコは?」マ「やめた」→すぐ吸ってる
路上の女「犬引き取らない?」マ「いらん」→帰り道、車の助手席に犬
隣人女性「その人生経験を活かして先生やってみたら?」マ「やらん」→試しにやってる
みたいな感じでぶっきらぼうに断っておきながら次のシーンで即やってるのがかわいい!そんなかわいさを見せながら本気を出すとどんな殺し屋が襲って来てもクールにブッ殺すカッコよさ!!やばすぎる!!!

映像演出もかなりスタイリッシュで、テロップの出方+音も計算された良さ、フラッシュバックする過去の映像もアーティスティック、劇中の音楽もエレクトロニカDJのdeadmau5が担当!これ以上無い良さの融合体でした。殺し屋達の見た目も一度見たら忘れられないインパクトだし、あのやばすぎるレーザーマシンガンも凄すぎて爆笑しちゃいました。と思ったら終盤の予想だにしてなかった衝撃的な展開もありつつ、様々な感情が動かされ結果的にもー大満足でした。最高!今すぐ見よう!
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